風っこそうや号のプチ・ストーリー
◆ 風っこそうやは、JR北海道がJR東日本から借り受けた「キハ48系びゅうコースター風っこ(仙ココ)」を使用して宗谷本線で運転した列車。2019年7月~9月にかけて、音威子府~稚内間と旭川~音威子府間の2つの区間設定で、キハ40系「北海道の恵み」シリーズの2両である「花の恵み」 と「流氷の恵み」に挟まれる形で運転された。
この風っこそうや号は、宗谷本線における観光需要の発掘・調査という点で大きな役割を果たした。実際には新形コロナウィルスのパンデミックによって一旦頓挫したかに見えたが、2022年から急行「花たびそうや」号として運転を開始、オンシーズンの観光列車が設定されるようになった。
風っこそうや号のヘッドマーク
風っこそうや号のヘッドマークには2種類のデザインがあったが、どちらもクオリティーの高いイラストとなっていた。夏の時期の運転だけあって、夏らしいヒマワリの花が描かれているのがこちら。
青空とモクモクと湧き上がる白い雲も北の大地の夏を思わせる爽やかなデザインだ。
もう一つのデザインは、利尻富士をバックにエゾカンゾウ(ニッコウキスゲ)が描かれ、それとともにセキレイのような鳥が留まっている。
両デザインに共通するのはくねくねとしたモノ。おそらく天塩川の流れだろう。
皆様へのお願い~もっと事典を充実させるために~
この列車のヘッドマーク・ロゴマーク類のデザインに関するさらなる情報を調査しています。
また、将来的には 風っこそうや号のトレイン・サボなども存在が確認出来たらご紹介する計画なので気長にお待ちいただければ幸いです。
なお、トレースを精密に行うには当然のことながら精細な画像が必要になります。このサイトは皆さんに無償で使っていただけるトレインマーク事典ですのでご協力いただけるなら皆さんの益になると確信しております。情報をご提供いただける方を募集しています。