和風客車みやび号データファイル
和風客車みやび号のプチ・ストーリー
◆ みやび号は国鉄鷹取工場によって改造された14系客車のジョイフルトレインで1986年に登場した。それまでに存在した81形客車によるお座敷列車をグレードアップしてサービス向上するための列車だった。1986年4月1日デビューだったが7両編成中6号車の改造が遅れたため6両編成でデビューした。その6号車は4月20日に追加でデビューしている。
この列車を有名にした理由がその作りの素晴らしさであって欲しかったのだが、悲しいことに回送運転中の悲惨な事故だった。1986年12月28日、餘部鉄橋上を走行していた時に海からの強風にあおられて編成全体が転落してしまったのだ。
その後「みやび」は1987年2月10日付で廃車。代わって「あすか」が登場することになった。