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特急みちのく号◆ヘッドマーク事典

583系特急みちのく号ヘッドマーク ま行
583系特急みちのく号ヘッドマーク
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特急みちのく号のプチ・ストーリー

◆ 上野~青森を常磐線経由で結ぶ特急列車として1972年から1982年までの10年間運転されていた特急みちのく号。同じく上野~青森間には特急はつかり号が走っていたがこちらは東北本線宇都宮経由で何往復も設定された大所帯、特急みちのく号は1往復だった。

一方、夜行列車では東北本線経由の寝台特急はくつる号よりも常磐線経由の寝台特急ゆうづる号の方が運転本数が多く、「昼は東北本線・夜は常磐線」という印象があった。東北新幹線盛岡開業の際に、はつかり号は大幅短縮された新幹線接続特急として残ったが、この特急みちのく号は御役御免となった。ちなみに、東北新幹線の愛称公募では、この「みちのく」が得票数第1位だったそうだ。 ※写真提供:歩王のれっつらご~ 様ほか

◆特急みちのく号のトレインマーク

583系特急みちのく号ヘッドマーク

583系特急みちのく号ヘッドマーク

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【HM登場】1978年10月(第一期採用)
【HM引退】1982年11月 (列車の廃止)
【HM使用期間】4年1か月

たった1往復しか走っていなかった特急みちのく号は東北本線経由の特急はつかり号と比べるとずいぶん陰に隠れた存在だったに違いない。それでも583系車両を使用したこの列車に赤いイラスト・トレインマークが遠くから見るとかっこよかった。583系のみで運転され、他のバリエーションのイラストトレインマークが存在しなかった唯一の昼行特急である。

じっくり見ると、こけしの絵が描かれていて、これは一体何なのだろう?と子どもながらに思っていたものだが、東北地方には、鳴子・作並・白石・蔵王・飯坂その他、こけしの生産で有名な観光地が数多くあり、それをPRする役割を担っていたのかもしれない。

◆特急みちのく号リバイバルの画像

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・特急みちのく号の廃止から早くも30年が過ぎ、遠い過去の列車となったが、リバイバル運転が行なわれることがある。この画像は2011年10月に行なわれた「つなげよう日本号」という企画の一環で、みちのく号のヘッドマークを掲げた583系車両が走った際のもの。寝台特急ゆうづる号のような落ち着きのある赤ではなく、朱色系の赤が印象的な特急みちのく号のヘッドマークだ。描かれているのがこけしだという所が特急のイメージとミスマッチで面白い。

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