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特急宗谷号・急行宗谷号◆ヘッドマーク&テールマーク事典

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特急宗谷号のプチ・ストーリー

◆札幌~稚内を結ぶ特急列車として現在も運転されている特急スーパー宗谷号。キハ261系気動車を使用して運転されている。特急スーパー宗谷号2

振り子式車両ではないものの、車体傾斜装置を装備した車両として高速化のために投入された。しかし残念ながら現在ではその装置が使用されなくなり、ピーク時に比べて減速されている。

特急スーパー宗谷号1運転区間に注目すると、2017年3月までの長い間特急サロベツと全く同じだったが、「速さ」と「車両の質」により差別化されてきた。長い間特急未設定区間だった宗谷本線に現われた念願の速達列車だったに違いない。ちなみに急行宗谷号時代にも宗谷本線の昼行列車の中心的存在だった。
画像提供:♪An’s Railway memo☆ 様(無断使用・転載を厳禁)

◆「特急宗谷」号となる2017年春のダイヤ改正

2017年3月4日ダイヤ改正でスーパー宗谷号は2往復のうち1往復を区間短縮し、札幌~旭川間を廃止した上で特急サロベツ号に編入された。したがって残る1往復が「特急宗谷」として札幌直通運転することとなり、愛称も「スーパー」を冠するのをやめる。

ちなみに短縮される札幌~旭川間は新設される特急ライラック号が設定されて特急サロベツ号とリレーすることになる。

◆特急宗谷号のトレインマーク

地図を描くようなデザインのトレインマークはこの列車の他にもないわけではないが、このような切り取り方は思いつかなかった。 北海道の地理に通じた人でなければ「これはいったい何だろう?」と思うようなシルエット。とりあえず礼文島・利尻島・サロマ湖がアクセントといえるだろうか。

でも、シルエットの3枚重ねによってきれいなコントラストをなしており、面白いデザインに仕上がっている。ただ、英字表記のみというのは伝わりにくいためあまり好ましくないように思うが、JR北海道には多い。

と思っていたら、それよりはるかに伝わりにくいヘッドマークが登場してしまった。それは特急宗谷・特急サロベツ共通ヘッドマークである。キハ261系0番代は幕式のヘッドマークではなく差し込み式?のようで、取り換えに手間がかかってしまうためそれを省略する「共通マーク」という暴挙に出た。乱暴な言い方かもしれないが、ただのお飾りでしかない。

 

さて、この宗谷型のキハ261系は特急スーパーとかちスーパー北斗用のキハ261系1000番代とは似て非なるものである。混結使用はできず、車両の所有者も異なっている。ロゴマークについては色違いの共通使用となっていた。 ⇒ JR北海道・特急ロゴマークのページ

そのTilt261のマークは車体傾斜装置を使用していた頃のものであり、現在は線路への負荷とメンテナンス効率のために取り除かれたためロゴマークも変更された。現在ではHET261というマークになっている。

 

ここで、幻のヘッドマークをご紹介したい。キハ261系宗谷型は全部で14両しかないため運用にあまり余裕がなく、たびたびキハ183系での代走運転が行われていた。何とかそれでやりくりしていたことと、1000番代がまだまだ十分にそろっていない状況が相まって実現はしなかったようだが、261系1000番代が代走として走ることができるように、自動幕の中に装備されていたという。

特急スーパー宗谷(キハ261系1000番代)ヘッドマーク

(画像をクリックするとHM高画質保管室にリンク)

宗谷型の表示部分とは形状が異なり、縦が短いため、かなり違った雰囲気に見えるのだが、アクセントになるサロマ湖が下の縁部分ぎりぎりにあるのが一つのこだわりだろうか。ぜひ営業運転の場面で見てみたいものだが、列車名から「スーパー」が消えた今、実現することは難しいだろうか。

◆急行宗谷号のトレインマーク

14系客車を使用した汽車旅からキハ400系キハ480系を使用した気動車急行に変更された際の急行宗谷号のヘッドマークだ。実寸法まではわからないが、DD51ディーゼル機関車の先頭に取り付けられる「道内の他の列車のヘッドマーク」に比べてひとまわり大きく見えたのは気のせいか。それとも車両のせいでそう見えたのか。とにかく大きな印象のヘッドマークだった。当時の北海道に多い独特の英字フォント。

四角の方は14系客車で運転されていた頃の急行宗谷号のテールマーク。 基本的にヘッドマークのデザインと同じデザイン構成だが、SOYA の文字が入っていないため、むしろスッキリした印象で好ましい。 描かれているのは宗谷岬の日本最北端の地の碑のシルエット。稚内から実際には32キロも距離が離れているのだが、それはそれとして・・・

特急スーパー宗谷号の画像集

画像提供:♪An’s Railway memo☆ 様(いずれの写真も無断使用・転載を厳禁)
特急スーパー宗谷号3特急スーパー宗谷号5
・雪煙りを上げて走る姿は冬の北海道の風物詩

特急スーパー宗谷号42000年から登場して、それまでの特急スーパー宗谷号のスピードアップと乗り心地の向上を果たした車両、キハ261系。この車両は車体傾斜制御装置(いわゆる振り子式と同一ではない)を搭載しているため、曲線通過速度をアップでき、最高速度も130㎞/hで営業運転できる。こうして、非電化・曲線区間の多い北海道にあっても特急列車全体の質を飛躍的に向上させることに成功した。
・今は見られなくなった地上駅の旭川駅。やたらと幅が広い駅だったという印象が今も残っている。今では立派な高架駅となり、すっかり近代化された。

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