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急行砂丘号のプチ・ストーリー
◆倉吉~岡山を因美線・津山・津山線経由で結んで運転されていた陰陽連絡列車、急行砂丘号。
***上の画像提供:kogane-turbo様
1966年から急行となり、智頭急行線の開通時である1997年の廃止まで比較的高い需要を誇った。長きにわたりグリーン車を連結し、末期には合造車キロハ28形という珍しい車両も登場し、キハ58系の活躍を見ることができる数少ない列車のひとつだった。、特急いなば・スーパーいなばに負けてしまった形だ。
急行砂丘号の廃止後は1往復だけ岡山~津山を結ぶ急行つやま号として部分的に存続させ、残りは快速に格下げして「快速ことぶき号」となった。
*キハ65形・画像提供:トレインブックス・伊藤正宏様
◆急行砂丘号のトレインマーク
ラクダHMの急行砂丘
逆三角形っぽい5角形の、独特の形をしたトレインマークは3代目デザインのもの。それを装着していたのは1994年3月からで、廃止を迎えた1997年まで使用されていた。イラストにはラクダが描かれているが、それは鳥取砂丘をイメージしてのもの。ちなみに、観光客が実際に乗ることができるラクダが本当にいて、砂丘の散歩をすることができる。
(画像をクリックするとHM高画質保管室にリンク)
【HM登場】1994年3月ころ
【HM引退】1997年11月28日
(翌日智頭急行線開業)
【HM使用期間】3年8か月ほど
円形HMの急行砂丘
(画像をクリックするとHM高画質保管室にリンク)
【HM登場】1992年7月
【HM引退】1994年3月
(5角形に変更)
【HM使用期間】1年8カ月ほど
初代・2代目は円形のヘッドマークが続き、初代は1985年3月14日~、2代目(ローマ字で「SAKYU」と併記したタイプ)は1992年7月~使用されたようだ。
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いずれも、波打つ帯状の濃淡で砂丘を表現したデザインとなっていた。鳥取と言えばまず「砂丘」というイメージは定着しているので、よくマッチしていたと言える。