高速B-1グランプリ号とは
2023年11月19日(日)に三重県四日市市で開催された「東海・北陸 B-1グランプリ in 四日市」に合わせて旅行商品の一環として近畿日本鉄道で運転された貸切列車「高速B-1グランプリ号」。大阪上本町(7:59発)~近鉄四日市(10:58着)の片道運転。近鉄5200系の貫通扉の窓部分に内側から掲示するかたちで表示していた。通常のヘッドマークステーの部分には「臨」マークが見られた。
画像提供:KOGANETURBO様
※B-1グランプリの正式名称は「ご当地グルメでまちおこしの祭典!B-1グランプリ」。
高速B-1グランプリ号のヘッドマーク
「高速」という種別のリバイバル運転のような感じで注目された。白い鳥がくちばしに咥えて運んでくるチャンピオンフラッグをイメージしたものとなっている。「大阪上本町ー四日市」の文字はかつて使われていた実際のサボから一文字一文字トレースしたうえでバランスを整えたものなので、実測してみると完全一致するわけではないが雰囲気を十分に再現している。
このマークと共にもう一つ掲げられていたマークがある。こちらは高速のロゴタイプを使用せず、右肩が少し流れるような装飾文字でスピード感をひそかに表現したものとなっている。
ちなみに、持ち手の部分が赤い線になっているのは制作の時のデータやり取り上のものなので、実際にはこうではない。