⇒ ひろしまCITY電車のデータファイルはこちら
ひろしまCITY電車のプチ・ストーリー
◆ 都市型パターンのダイヤ構築を目指して、1982年11月15日ダイヤ改正で導入された、広島~岩国間の列車愛称。時刻表に列車名として掲載されたわけではないので通称だが、シンプルかつダイナミックなヘッドマークを掲げて走っていた。
仙台近郊の「仙台シティラビット」や静岡の「するがシャトル」などと同様、正面貫通扉いっぱいの幅で誇らしげに輝くヘッドマークは地域における鉄道の地位向上に大きく寄与したことだろう。
その後、1984年2月1日ダイヤ改正では広島~西条、呉線の海田市~広、芸備線の広島~下深川にも拡大して設定した。
ヘッドマークがいつごろ消えてしまったのかは不明だが、列車の存在そのものは今を形作ったと言って過言でないだろう。
⇒【関連】 広島シティネットワークのロゴマークはこちら
ひろしまCITY電車の復刻ヘッドマーク
上のヘッドマークと一体どこが違うの?と思うほど、ほとんど変わらないデザイン。ほとんど間違い探しの世界だが、違いは「y」の最下部、先端が円から出ているか出ていないか、である。
現役当時のものは円から出ているタイプ。違いが生じた理由はわからないが、復刻に際して担当者が気付かなかったのか、はたまたシンプルな円形の方がコストが抑えられるからだったのか、今となっては謎である。
ちなみに、当サイトでは公開当初、この復刻版をトレースしたものをひろしまCITY電車のマークとして掲出していたが、読者様のご指摘により間違いに気づいたという経緯がある。この場をお借りしてお礼を申し上げたい。
皆様へのお願い~もっと事典を充実させるために~
この列車のヘッドマーク・ロゴマーク類のデザインに関するさらなる情報を調査しています。
また、将来的には ひろしまCITY電車のトレイン・サボなども存在が確認出来たらご紹介する計画なので気長にお待ちいただければ幸いです。
なお、トレースを精密に行うには当然のことながら精細な画像が必要になります。このサイトは皆さんに無償で使っていただけるトレインマーク事典ですのでご協力いただけるなら皆さんの益になると確信しております。情報をご提供いただける方を募集しています。