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特急いなほ号◆ヘッドマーク事典

特急いなほ号のヘッドマーク
特急いなほ号のヘッドマーク
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特急いなほ号のプチ・ストーリー

◆ 新潟~酒田・秋田を結んで7往復(うち3往復が秋田発着)運転されている特急いなほ号。2010年12月のダイヤ改正では秋田~青森間を分離して特急つがる号に統一され、四半世紀以上存在した新潟~青森の直通列車の歴史がついに幕を下ろした。これまでの生涯の大半を485系として過ごしてきたが、ついに2013年9月28日にE653系を1往復に投入し、2014年3月15日改正では5往復、7月12日からは全列車置き換えられた。ただし、2014年夏の臨時列車では再びその姿を見ることができた。

国鉄特急色の特急いなほ

1982年11月の上越新幹線・大宮開業までは、上野発着の秋田・青森を結ぶというかなりのロングラン特急だったが、その役割を(時を同じくして1往復新規設定された)特急鳥海に譲り、新潟駅での上越新幹線連絡特急の役割に徹するようになった。

全国的に知られ、人気が高かったT18編成が運用に就くことも少なからずみられ、末期には大勢の愛好家たちが追いかける対象ともなっていた。ちなみに、T18編成の先頭車両クハ480-1508が引退後新津鉄道資料館に展示され、往年のファンたちに大いに歓迎されている。

特急いなほが50周年

1969年10月1日に運転開始した特急いなほ号が2019年10月1日についに50周年を迎えた。それに合わせて記念HMを掲げた特急いなほが運転されていたということで、そのデザインを含むお写真をご提供いただいたのでここでご紹介したい。デザインは2種類あるようだ。

※ 画像提供:伊藤正宏様(トレインブックス)無断転用絶対禁止。

◆特急いなほ号のトレインマーク

特急いなほ号のヘッドマーク

特急いなほ号のヘッドマーク(Lなし)

(画像をクリックするとHM高画質保管室にリンク)

米どころ新潟・山形・秋田の各県を走るにふさわしい名称であり、イラスト・トレインマークもそれをよく印象付けてくれる。

L特急いなほ号ヘッドマーク

L特急いなほ号ヘッドマーク

(画像をクリックするとHM高画質保管室にリンク)

一時期、エル特急に指定され、「L」のマークをつける位置が(おそらくバランスの関係で)右下端部だったのが独特の配置だった。エル特急の種別がなくなった後、時折「L」マークを黒くつぶしたマークの列車を見かけることがあった。

特急いなほ号ボンネット型HM

特急いなほ号ボンネット型HM

(画像をクリックするとHM高画質保管室にリンク)
【HM登場】1986年12月27日(臨時列車に採用)
【HM引退】1997年5月5日(遅くとも)※
【HM使用期間】10年4カ月
※上沼垂のボンネット車は9両編成に組まれていたが、97/5/5より後の特急いなほには6両編成しか使われていないため。

通常の四角形のマークとボンネット型用のマークで多少の配置の違いが生じるのは当然のことだが、これほどまでに色合いに違いがあるケースはわずかしかない。しかし、考えてみると「稲穂が実る時期」の田んぼは青々としているより黄金色になっている方が自然であり、そうするとボンネット型のHMが正解なのかもしれない。

2014年夏までは、トレインマーク窓がある485系を使用する数少ない列車として、鉄道ファン注目列車のひとつだったがE653系への置き換えが完了した。

E653系ではJR東日本の在来線特急として初めて、グリーン車内にラウンジスペースを新設し、高い車内快適性を実現している。

さらに、豪雪地帯への対応として、強化スカートやスノープラウなども装備して1000番代として区分された。内装についても新潟を代表する「小千谷ちぢみ」をモチーフとした腰掛の普通車席が地域色を反映した使用で好評を得ている。

E653系特急いなほヘッドマーク

E653系特急いなほヘッドマーク

(画像をクリックするとHM高画質保管室にリンク)

現在では、4両編成のE653系を使用して設定された特急しらゆき号と新潟駅で顔を合わせるようになり、共に常磐線でフレッシュひたち号などで活躍した両者が活躍の場を変えて再会した。ちなみに、しらゆき用編成は1100番台として別途区分されている。

◆特急いなほ号の画像集

2013年、以前からうわさされていたとおり特急フレッシュひたち号などで活躍していたE653系が特急いなほ号に投入開始された。「ひたち」系の運用時とは大きく異なる車体塗装に変更されて、キーワードを「夕日・稲穂・海」としたカラーリング、編成全体で日本海沿岸部の美しい夕日と波、夕日が沈む日本海に映り込む空の色合いを、緩やかな曲線と色彩で表現したと公式発表されている。

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485系の中ではかなり異色の車両である3000番代。前面形状が大きく変わったので全くの別物に見えるが、車両自体は元の面影を随所に感じられるものだ。下の写真は羽越本線府屋駅にて上下列車の交換シーン。新旧485系2タイプがすれ違う。しばらくの間日常茶飯事だったこの光景も過去のものとなった。
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色の組み合わせは、以前の上沼垂色(=かみぬったり)に準ずるもので、さわやかな印象だ。青函連絡特急白鳥号などに使用された485系3000番代の、黄色を交えた配色とは好対照を成している。右上は485系3000番代の横顔。グリーン車マークが見えるが、秋田側先頭車の車両半分がグリーン車となっていた。また、トレインマークがLEDになっても、元のイラストマークの面影をずいぶん残し、ファンを喜ばせた。

 

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旧来型485系1000番代フェイスの特急いなほ号。金沢~新潟間を結ぶ特急北越号と共通運用を組んできたので、同じ上沼垂色として知られた新潟のカラーリングで、さわやかな印象の帯タイプが北越号でも見られてきた。とはいえトレインマークは両車でかなりタイプが異なり、いなほ号はグリーンに輝く鮮やかさがとても魅力的だ。ちなみに、この配色について「雷鳥カラー」として紹介していた鉄道雑誌もあり、実際過去には新潟発着の特急雷鳥号の運用にも就いていた。
(夕暮れ画像はあつみ温泉駅にて。2012年5月7日撮影:日本海ファクトリー写真部)

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・LEDヘッドマークはイラスト・トレインマークと比べると味気ない。それは多くの人が感じている事実だと思う。でも、LEDだからこそできることもある。それがここで述べる「動きのあるトレインマーク」だ。2つの写真を見比べると幾らかの違いがあることに気付いていただけるだろう。パッと見ただけでも稲の穂が垂れ下がったり元に戻ったりという動きに気付く(実際には3段階の動き)。 しかしそれだけではない。「い」の文字のすぐ左側がわかりやすいが、稲の葉っぱの部分も動いているのだ。他のLED車両の多くはマークの切り替えをするが、このような微妙な動きの方が面白みがあっていいと思う。
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JRと書かれた国鉄型の485系はボディーの全体的な形状も国鉄型。愛称・方向幕もLED化されておらず、国鉄フォントで描かれた、あの当時のままの雰囲気の方向幕だ。一方、大きくイメージチェンジした485系3000番代はLED表示となっており、なつかしい雰囲気には欠けてしまう。もっとも、なつかしさばかりを追い求めていてはいけないかもしれないが。

最後に、偶然遭遇したT18編成・国鉄特急色の画像も付け加えたい。485系1500番代の特徴である上部前照灯2灯式の姿を2013年5月時点でとらえることができた。新潟寄り先頭車両にあたる。反対側の端は一般的な1灯式である。

 

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