【ジョイフルトレイン】ジパング◆ロゴマーク事典 | HM事典新館
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【ジョイフルトレイン】ジパング◆ロゴマーク事典

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ジョイフルトレイン・ジパングのプチ・ストーリー

◆485系の改造車として以前活躍していたお座敷電車・やまなみ号を、一部は「リゾートやまどり」号に、残り(先頭車両)を「ジパング」に改造して登場した。中間車両は別途、特急つがる号などに使用していたものを流用した。zipang1

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盛岡支社管内でもとりわけ世界の注目を集めている観光地である「平泉」へのアクセス列車としての運用を中心に、一ノ関・仙台などから設定されている。zipang2

485系のジョイフルトレインが次々と姿を消す中、最後の一つになるのだろうか。

◆ジパングのロゴマーク

車両のコンセプトに合わせて「輝き」を感じさせるロゴマークだが、落ち着きある輝きというよりは「ポップな輝き」という印象を受ける。

ジパング・ヘッドマーク

のってたのしい列車ジパングのヘッドマークロゴ

(画像をクリックするとHM高画質保管室にリンク)
【ロゴマーク登場】2012年4月1日
【ロゴマーク引退】2021年10月10日
(ラストラン・記念運転)
【ロゴマーク使用期間】9年6カ月

平泉を中心に活躍するように設定された列車だからと言ってあまりに中尊寺金色堂をイメージさせすぎるより、親しみやすさを感じられていいのではないだろうか。

このデザインは先頭車両の前面にも、ボディーサイドの窓下にも、そして旧来の横長サボの部分にも描かれているのですぐに目につく。

◆ジパングの写真集

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ブラックとグレーのウェーブにちりばめられたゴールドという、モノクロ&ゴージャスの融合のような非常に珍しいデザインだ。水の流れ=墨色、山=グレーで表している。何となく漆塗りの世界のような「落ち着き、重厚感の中にある煌びやかさ」という独特の高級感を醸し出している気もする。世界遺産に登録された平泉の繁栄を象徴する金・金箔のイメージを配し、観光への期待を高める点で貢献していると言えそうだ。車両そのものは以前の「やまなみ号」の形状を色濃く残しているが、全く違った印象を受けるのはこのカラーリングによるだろう。

ジパングの金色装飾デッキジパングの車内は外見以上に凝った印象を受ける。漆色のような色合いは鏡面に磨かれていて、そこに金色で描かれた絵は箔押しの絵のように輝いている。デッキ部分に一歩入っただけで何とも言えない豪華な雰囲気に包まれるこの車両は一番北寄りの先頭車で、展望車両となっている。設置された大型のTVモニタとLED導光板によって、 映像と光の非日常空間を作り出している。zipang6

展望車内は2人掛けの座席が進行方向に対して90度横を向き、大型窓の外の広い眺望が楽しめる形で配置されている。座席は普通座席と同様にグリーンの配色となっており、内装材に天然木や木目調 の化粧板を使用することにより和の空間らしい“くつろぎ”や“癒し”を演出している。zipang8

・こうした姿を見ると、これが485系だという印象からはかなり遠い。でも、それは、485系の持つ汎用性とそれを活かす車両改造の技術の高さを物語っていると言えるだろう。zipang7

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