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特急かわせみ やませみのプチ・ストーリー
◆ 熊本~人吉を結ぶ肥薩線の観光特急として2017年3月4日改正で登場した特急かわせみ やませみ号。3往復運転の計画。列車名はその名の通り、沿線の球磨川(くまがわ)流域に生息する美しい鳥、「かわせみ」と「やませみ」に由来する。
2020年3月改正からは運転日を限定した運転計画となった。その後、2020年7月に発生した九州豪雨の影響で本来の路線で営業ができなくなったため、博多~門司港で肥薩線沿線の応援企画として『いさぶろう・しんぺい(2 両)』車両を加えた4両編成の臨時列車を運転することになった。
夏休み期間(8月8日~31 日)・9 月~11 月の土曜・日曜・祝日に運行し、車内で人吉や球磨地区の商品や沿線の特産物などを販売する。
(画像提供:Koganeturbo様)
● かわせみやませみ号のヘッドマーク
2両編成の車両それぞれ、正面貫通扉部分にヘッドマークが掲げられている。昔ながらのヘッドマークのような厚みはないのでステッカー貼りのように見えるが、プレートをビス止めした固定式のヘッドマークである。
(画像をクリックするとHM高画質保管室にリンク)
「KAWASEMI」、「YAMASEMI」のそれぞれ愛称の文字を鳥たちの止まり木に見立てて、中央に1羽ずつ鳥を描いている。かわせみの方はJR東日本のE5系新幹線のイメージモデルになったことからもわかるとおり、鮮やかで美しい色をしている反面、やませみの方はモノトーンで少々地味な印象を受ける。