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快速海峡号◆ヘッドマーク事典&テールマーク

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快速海峡号のプチ・ストーリー

◆ 青森~函館間を結ぶ列車として青函トンネル開業と同時に登場。おもに50系客車使用の快速列車として1988年から2002年まで運転されていた快速海峡号。並行して14系客車も一部使用されていた。青春18きっぷのユーザーにとって渡道するための一本道のように非常に貴重な存在の列車だった。快速海峡号の14系使用時

青函トンネルブームも徐々に落ち着き利用者が下降線をたどるようになったころ、人気アニメ「ドラえもん」とのタイアップ企画でドラえもんデザインのラッピングを施したED79機関車も登場したが、一時的な盛り返しの後、その役割を特急列車に譲ることになった。

この快速海峡号が廃止となった2002年は東北新幹線八戸開業に伴って八戸発着の青函連絡特急白鳥・スーパー白鳥が設定された時であり、一気に津軽海峡線の高速化が図られた。トンネル内時速140キロという設定は北海道新幹線が開業当時の制限運行していた頃と同等のレベルだ。

◆快速海峡号のトレインマーク

快速海峡号は安価で渡道できる手段として急行はまなす号と共に、青函トンネル(津軽海峡線)開通当初から重宝され、支持されてきた。トンネル開通によるブームはある程度の期間続いて、竜飛海底駅・吉岡海底駅に停車して見学する乗車プランもあったが、その需要は時間とともに減少していった。

快速海峡号のヘッドマーク

(画像をクリックするとHM高画質保管室にリンク
【HM登場】1988年3月13日
【HM引退】2002年11月30日
※(翌日からスーパー白鳥へ)
【HM使用期間】14年8か月

テールマークは14系座席車の間合い使用時に掲出されていたようだ。基本的にヘッドマークのデザインを踏襲しているが、HMほどには列車名が主張しておらず、デザイン全体のバランスよく仕上がっている印象がある。

快速海峡号(14系)のテールマーク

(画像をクリックするとHM高画質保管室にリンク)

◆快速海峡号のリバイバル運転

・北海道新幹線が開通する予定前の最後の夏、2015年7月4日に快速海峡号のリバイバル運転が実施された。2016年春以降はED79機関車が青函トンネルを通ることは物理的に不可能になるため、リバイバル運転が可能な環境はもうなくなってしまう。また、14系客車も車齢の限界にきているとの見方が大勢を占めることから、もしかしたらこれが最後になるのかもしれない。なお、海峡号に使われた50系客車はすでに存在しない。

皆様へのお願い~もっと事典を充実させるために~

この列車のヘッドマーク・ロゴマーク類のデザインに関するさらなる情報を調査しています。

また、将来的には 快速海峡号のトレイン・サボなども存在が確認出来たらご紹介する計画なので気長にお待ちいただければ幸いです。

なお、トレースを精密に行うには当然のことながら精細な画像が必要になります。このサイトは皆さんに無償で使っていただけるトレインマーク事典ですのでご協力いただけるなら皆さんの益になると確信しております。情報をご提供いただける方を募集しています。

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