急行ひかり号◆ヘッドマーク事典(2024-06) | HM事典新館
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急行ひかり号◆ヘッドマーク事典(2024-06)

急行・準急ひかり号ヘッドマーク
急行・準急ひかり号ヘッドマーク
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急行ひかり号のプチ・ストーリー

◆ 1958年4月25日から博多~別府を結んで運転されたのが毎日運転の臨時急行ひかり号。キハ55系を使用して、当時としては非常に速い列車だった。九州の気動車急行の草分け的存在。1958年8月に準急格下げ、1960年3月には第1ひかり、第2ひかりという名称の時代を経て、1962年10月改正からは再び急行ひかりとなり、キハ58系が投入された。

「ひかり」という愛称は現代の誰もが知る通り、東海道・山陽新幹線の愛称だが、1964年10月1日の開業直前まで九州を代表する急行列車として走り、史上最大の栄転を果たしたことが鉄道史に深く刻み込まれている。

急行ひかり号のヘッドマーク

まさに差し込む光の筋を描いたマークである。第1ひかり、第2ひかりとなっていたころにはその番号も含まれたヘッドマークを使用していたという。手づくり感にあふれるマークが時代を物語っている。還暦を迎える東海道新幹線ひかり号の前の時代、表定速度67km/hに歓喜した時代の重みが感じられる。

急行・準急ひかり号ヘッドマーク

急行・準急ひかり号ヘッドマーク

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