寝台特急出雲号◆ヘッドマーク・テールマーク事典(2024-05) | HM事典新館
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寝台特急出雲号◆ヘッドマーク・テールマーク事典(2024-05)

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寝台特急出雲号号のプチ・ストーリー

◆ 東京~出雲市を山陰本線経由で結んでいた夜行列車、寝台特急出雲号。

寝台特急サンライズ出雲号はこちら

東京~浜田・出雲市を(京都以西は山陰本線経由で)結んで2往復運転のブルートレインだったが、その1系統を伯備線経由に変更したうえで寝台特急サンライズ出雲となり、残った1系統も後に廃止された。さらに時代をさかのぼると1往復だったが、寝台特急いなば号(東京~米子)というブルートレインの運転区間を延長して名称を統合したことによって2往復化された経緯を持つ。1984年2月までは寝台特急紀伊との併結運転をしていた。

非電化区間を走り、原色のDD51型ディーゼル機関車が牽引する個性的な列車として高い人気を誇った。ちなみに、寝台特急北斗星トワイライトエクスプレスなどもDD51を使用したが、早い時期に専用色に変更となった点で大きな違いがある。寝台特急出雲・DD51(HMなし)

◆寝台特急出雲号のトレインマーク

寝台特急出雲号のヘッドマーク

(画像をクリックするとHM高画質保管室にリンク)
【HM登場】1972年3月15日
【HM引退】2006年3月18日
(最終運転到着日。)
【HM使用期間】34年0カ月

真っ赤なトレインマークが非常に印象的な寝台特急出雲号。中にはDD54ディーゼル機関車による牽引の時代を思い出す人もおられるかもしれないが、一般的にはDD51、EF65PF、EF66のイメージを持つ人が多数派ということになりそうだ。

DD51のマークは東海道HMより縁が細く、雲がシルバーになっている。

寝台特急出雲号ヘッドマーク(非電化区間)

(画像をクリックするとHM高画質保管室にリンク)
【HM登場】1985年3月14日
【HM引退】2006年3月18日
(最終運転到着日)
【HM使用期間】21年

このような「赤」を基調にしたヘッドマークのブルートレインは少なく、オレンジがかった寝台特急ゆうづる、ピンク系の寝台特急さくらを差し置いて際立った存在と言えそうだ。 1往復が285系電車寝台車のサンライズ出雲に置き換えられ、もう1往復も姿を消したので見られなくなったが、今でも懐かしく思い出す人も多いだろう。

寝台特急出雲号のテールマーク

(画像をクリックするとHM高画質保管室にリンク)
【TM登場】1979年7月1日
【TM引退】1998年7月10日
【TM使用期間】19年0か月

◆寝台特急出雲号の画像集


ブルートレイン出雲と言えばDD51が印象的。夜の山陰本線を東進する姿は非電化区間の王者の風格に満ちていた。そして京都に達するとバトンをEF65PFに渡す。ブルトレブームと言われた1980年代の、玄人好みの列車として代表的な存在だった。寝台特急出雲・EF65PF

客車は集中電源方式の24系25形を使用する1・4号と分散電源方式の14系14型を使用する2・3号とがあり、2・3号はその利点を活かして分割併合を行なっていた(寝台特急紀伊)。外見では白帯が14系14型。


・・・・

1984年まではDD51にヘッドマークは取り付けられていなかった。それは、その他の路線のほとんども同様であったが、東海道・山陽本線のEF65PFが特別だった時代だ。

写真の24系25形はそんなヘッドマークなしのDD51を外してEF65PFへの交換を待っている姿。テールマークが点灯していない。

機関車交換待ちの寝台特急出雲

 

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