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easti(イーストアイ)のプチ・ストーリー
◆ イーストアイはJR東海やJR西日本で言うところのドクターイエローの役割をする車両。正式にはE926形電車と呼ばれる新幹線電気軌道総合試験車である。JR東日本には「新幹線」と呼ばれてはいても様々なタイプの路線が存在するため何種類もの対応が求められる環境下にある。
顕著な部分としては、いわゆるミニ新幹線区間に対応していることが挙げられる。軌間こそ標準機ではあっても車体幅や線路敷設状況など設備の面で在来線仕様のところも検測のために走らなければならないためE3系のボディーに準じた車両となっている。
それだけではなく、北陸新幹線にみられる交流25000Vの50Hz区間と60Hz区間の混在にも対応できることもこの車両のすごさのひとつだ。
ドクターイエローほどの知名度はないようだが、ポテンシャルではさらに上を行く。
easti(イーストアイ)のロゴマーク
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イーストアイのロゴマークは「在来線区間でも見たことがあるような?」と思う人もいるかもしれない。それもそのはず、在来線区間の「非電化区間用(イーストアイ-D)」および「電化区間用(イーストアイ-E)」という、さらに2種類の検測用車両が存在し、ほぼ同じコンセプトのデザインを採用しているからである。
とはいえ、実際に見比べてみると差異もあり、特に赤い「i」の文字のかすれたようなデザインはこの新幹線用のイーストアイ独自のものだ。