Easti-D【イーストアイ-D】の簡単な解説
◆ Easti-D【イーストアイ-D】はJR東日本が所有する検査用車両で、正式名称はキヤE193系である。在来線(狭軌)の電化区間で検査を行なうために作られた交直流両用電車。この車両の名称にある「D」は、Dieselであることを意味する「D」である。電化区間用のEasti-E【イーストアイ-E】と区別する意味もある。またさらに、新幹線の検測用車両として、E3系新幹線に準ずる形状をしたイーストアイも存在する。
Easti-D【イーストアイ-D】のトレインマーク
◆この車両のボディーサイドには、大きくEasti-Dのロゴマークがついている。新幹線検査車両のEastiや電化狭軌区間用Easti-Eとも同じコンセプトのロゴマーク。
・この車両は在来線狭軌区間ならどこでも走行・検測可能なので、非電化区間のみならず、仙石線のような飛び地電化区間も担当する。
・また、JR東日本以外の路線でも、JR貨物、JR北海道、青い森鉄道、会津鉄道、真岡鐵道、わたらせ渓谷鐵道、鹿島臨海鉄道、山形鉄道、京葉臨海鉄道なども出張検測走行をする。
そんな車外路線の一つである、わたらせ渓谷鐵道における検測直後のこと(2017年5月22日)、中間車が脱線してしまう事故が発生した。
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この列車のヘッドマーク・ロゴマーク類のデザインに関するさらなる情報を調査しています。
また、将来的には Easti-D【イーストアイ-D】のトレイン・サボなども存在が確認出来たらご紹介する計画なので気長にお待ちいただければ幸いです。
なお、トレースを精密に行うには当然のことながら精細な画像が必要になります。このサイトは皆さんに無償で使っていただけるトレインマーク事典ですのでご協力いただけるなら皆さんの益になると確信しております。情報をご提供いただける方を募集しています。