快速うみかぜ号のプチ・ストーリー
◆ あおば通~石巻を仙石線経由で結ぶ快速列車として2004年10月15日まで愛称を与えられていた快速うみかぜ号。首都圏で活躍していた103系通勤型電車が、JR東日本最北の直流区間である仙石線にステージを移して活躍していたが、その中で快速列車に愛称が付与され、しかもイラスト入りのトレインマークが採用されるという好待遇だった。
*画像提供:福田町電車区様(無断使用厳禁)
・仙石線は車窓にたびたび海が現れる素晴らしい眺めの路線。日本三景の一つである松島の海岸を始め、石巻に至るまでにこの列車名がふさわしいと感じられるスポットがいくつもある。
・東日本大震災によって被災した区間の中には山側に大きく移設された部分もあるが、それはうみかぜ号が姿を消して約10年経過して実現したものだ。震災後の寸断されていた期間は石巻~仙台を小牛田経由で結ぶ直通快速が運転されたり、その後仙石東北ラインが開通したりと、様々な変化をたどってきた。
参考:仙石東北ライン車両到着
快速うみかぜ号のトレインマーク
寝台特急日本海を思わせるような海の波が描かれ、上の方には同じく寝台特急あさかぜを連想するような風があしらわれたマーク。103系の前照灯の隣にある方向幕の窓に表示されていた。
別のタイプのものとして、かなり波立ったデザインのものもあった。こちらはリアルというよりちょっとやりすぎなデザインの様に思うが、インパクトはかなり強いものがあった。
皆様へのお願い~もっと事典を充実させるために~
この列車のヘッドマーク・ロゴマーク類のデザインに関するさらなる情報を調査しています。
また、将来的には うみかぜ号のトレイン・サボなども存在が確認出来たらご紹介する計画なので気長にお待ちいただければ幸いです。
なお、トレースを精密に行うには当然のことながら精細な画像が必要になります。このサイトは皆さんに無償で使っていただけるトレインマーク事典ですのでご協力いただけるなら皆さんの益になると確信しております。情報をご提供いただける方を募集しています。