快速シーハイル上越号◆ヘッドマーク事典 | HM事典新館
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快速シーハイル上越号◆ヘッドマーク事典

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快速シーハイル上越号のプチ・ストーリー

◆ 大宮~石打を結ぶ、スキーシーズン専用の季節快速列車で、2016年初めの冬まで設定されてきた恒例の列車だった。最後のシーズンは全車指定席扱いとなった。使用車両は2014年から廃止まで185系、2004年~2013年が183系、それ以前は165系だったようである。

雪を蹴散らして走るシーハイル上越

停車中の快速シーハイル上越

この方面のスキー客用列車としてはかつて特急新雪号が走っていたが1987年を最後に廃止されてしまった。1990年末にガーラ湯沢がオープンしてからはスキー列車の行き先は越後湯沢一辺倒になってしまった感があったが、ずいぶん経って「特急新雪」とは始発駅こそ異なるもののこの快速シーハイル上越号が陰の人気列車として活躍を続けた。

愛称に含まれる「シーハイル」という語は、「スキー万歳!」という意味で、スキーヤーどうしで交わすあいさつの言葉だという。ちなみに、2004年頃まではシーハイル両毛号が佐野駅発着で設定されていて、姉妹列車のような存在だった。

※ このページの画像提供:Kazuhiko.y9様

◆快速シーハイル上越号のトレインマーク

2014年初めの冬からは185系200番代が運用に就き、「臨時快速」などといったヘッドマーク表示になっており、ごく一般的な扱いの列車となってしまったが、それは東海道本線の臨時快速列車「ムーンライトながら号」と同様である。

快速シーハイル上越号ヘッドマーク

快速シーハイル上越号ヘッドマーク

(画像をクリックするとHM高画質保管室にリンク)
【HM登場】2004年1月10日
【HM引退】2013年2月24日
(この後185系に変更)
【HM使用期間】9年1か月

しかし、2013年初めの冬までは183系電車での運転で、専用のイラストヘッドマークが表示されていた。濃紺と白をベースにしたはっきりとしてコントラスト、赤で書かれた列車名、その組み合わせはこの列車であることを認識しやすく、良いデザインのものだったと思うが、車両の変更と共に過去のものとなり、非常に残念に思う。

2003年までの165系時代について補足すると、ヘッドマークを使用した実績は確認できなかった。(時を同じくして引退した165系ムーンライトにはヘッドマークがあった)。その点では183系時代が最も充実して時期だったと言えるだろう。

皆様へのお願い~もっと事典を充実させるために~

この列車のヘッドマーク・ロゴマーク類のデザインに関するさらなる情報を調査しています。

また、将来的には 号のトレイン・サボなども存在が確認出来たらご紹介する計画なので気長にお待ちいただければ幸いです。

なお、トレースを精密に行うには当然のことながら精細な画像が必要になります。このサイトは皆さんに無償で使っていただけるトレインマーク事典ですのでご協力いただけるなら皆さんの益になると確信しております。情報をご提供いただける方を募集しています。

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