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サフィール踊り子号のプチ・ストーリー
◆ 東京・新宿~伊豆急下田を結ぶ観光特急として2020年春からの運行開始した。鉄道友の会によるローレル賞(2021)を受賞して高く評価されていることがまた形になった。
老朽化が進んできた251系を使用するスーパービュー踊り子号に代わる存在として、新型のE261系電車を投入。宝石のサファイアを意味するフランス語の「サフィール」を冠する命名で、「宝石のサファイアのような青く輝く美しい伊豆の海と空をイメージさせ、上質・高級で優雅な旅を楽しんでもらいたい」という願いが込められているという。
※ 画像提供:Teru-t2様(無断転載厳禁)
このE261系は8両編成で構成されており、2編成新製される。251系との比較になるが、10両編成より2両少なく4号車には「カフェテリア」が設けられることに加え、全車両グリーン車(以上)の構成ゆえ「1両当たりの定員数」も164名とはるかに少ない。
サフィール踊り子号のロゴマーク
(画像をクリックするとHM高画質保管室にリンク)
【ロゴマーク登場】2020年3月14日
上質感あふれるフォントを使用したサフィール踊り子(SAPHIR ODORIKO)のロゴマーク。控えめに宝石がかけられているあたりも上品な印象だ。
なお、背景の色については光の当たり方によって大きく変化する色合いのため、ここでは明るめのカラーでのご紹介となっているが、駅での停車中などはかなり深い色に見えることだろう。
E261系・エクステリア
E261系のエクステリアデザインは「伊豆の圧倒的で雄大な自然を表現」。
ベースカラー:「紺碧色」・・・「伊豆の海と空」
車体前面~屋根:「ホワイト」・・・「伊豆の砂浜が太陽の光を受けて金色に輝く様子」
側面:「グレー」・・・「溶岩地形である城ヶ崎海岸の黒々とした岩石」
プレミアムグリーン(PREMIUM GREEN)
さて、この列車にまつわるマーク類でもう一つ注目なのが、初設定となる「プレミアムグリーン車」のマークである。
既存のグリーン車のサインと並べるようにして「より上級のグリーン車」という位置づけで設けられたのがプレミアムグリーン車。このダイヤモンドのようなマークだけでも決して悪いわけではないが、「何のマークかわからない」という問題を避ける点でこの方法は賢明でわかりやすい方法だったと思われる。