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快速ムーンライトながら号◆ヘッドマーク事典

373系ムーンライトながら号のヘッドマーク
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快速ムーンライトながら号のプチ・ストーリー

◆東京~大垣を結ぶ臨時の夜行列車、ムーンライトシリーズとして最後まで運転された、快速ムーンライトながら号。“ムーンライト”シリーズとして知られる前からそのルーツは古く、青春18きっぷ愛好家の多くは“大垣夜行”という名を当然のごとく記憶している。

急行銀河号の廃止後、東海道本線で完結する唯一の夜行列車として長らく注目を集めた。2014年春の時点で存続していた3つのムーンライトシリーズ(ムーンライト信州ムーンライトえちご)のひとつだったが、ほかの2つは発表されることもなくその使命を終え、「ムーンライトながら」は2021年1月に廃止が正式決定したことが公表された。

残念ながら、人気が列車の利用にそのままつながっているとは言い難く、夜行バス網の発達によって利用者が奪われる事態が深刻に表面化していた。追い打ちをかけたのが2020年から一気に拡大したコロナ禍。新しい生活様式の浸透に伴い、移動手段としての夜行列車そのものの衰退の流れが見られる。185系臨時快速ムーンライトながら

近年、2013年夏ダイヤまでは183系特急型電車を使用して運転されていたが、その後の冬ダイヤでは185系が運用に就き、ヘッドマークには「臨時快速」との表示に替わった。JR東海車両で使われたイラストマークはJR東日本の車両には使えないのだろうか。それくらいは融通し合えばいいのにと思うが、そうもいかないのが「大人の事情」だろうか。

快速ムーンライトながら号のトレインマーク

しばらくの間はJR東海の373系特急型車両(特急東海特急伊那路特急ふじかわ等と同形式)が使用されていたではこのイラスト入りのトレインマークが使用されていた。岐阜・長良川名物の鵜飼いをデザインしたものに違いないが、鵜飼い船などが描かれていないのですっきりとした印象になっている。背景のパープルもよく映える色合いで美しかった。

373系ムーンライトながら号のヘッドマーク

(画像をクリックするとHM高画質保管室にリンク)
【HM登場】1996年3月16日
【HM引退】2009年3月12日
(14日から183系、臨時列車に)
【HM使用期間】13年

その後、運用に就いた183系・その後の185系もイラスト・トレインマークを表示できる構造の車両ではあるが、183系では「快速」、185系では「臨時快速」という表示の状態で走った。JR東日本の車両であるためJR東海製作のトレインマークを使用することができないのか?と思いJR東海にお尋ねしたところ、JR東日本からの要請があれば使用を許可することはできるとのことだった。

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