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南海特急ラピートのプチ・ストーリー
大阪府南部にある関西国際空港へのアクセス特急と言えば、JRであれば特急はるかだが、もう一つの手段となるのが南海電鉄の特急ラピートだ。
その鉄仮面のような個性的な独特のフォルムは登場時からインパクト抜群だったが、今もなおオンリーワンのデザインとして際立っている。
さらには近年大いに話題作りに成功しているといえるのは、「ガンダム」、「ピーチ・アビエーション(Peach Aviation)」、「スターウォーズ」など、いろいろなコラボレーション・ラッピングを見せている点である。外国人旅行者が関西国際空港に降り立って最初に乗る列車がラピートだとしたら、おそらくかなり印象に残る列車だといえるだろう。
南海電鉄の公式HPでの紹介によれば、
「＜ラピート＞とは、「速い」という意味のドイツ語。都心なんばと関西国際空港を最短で結ぶ空港特急のスピード感にマッチしたネーミングです。」 とのこと。愛称は一般公募により、3万2千通の中から選ばれた。成田空港のアクセス特急である京成スカイライナーほど速くはないが、実際の数値が問題ではなくイメージ作りが大切なのだ。
※ 画像提供：歩王のれっつらご～
ラピートのロゴマーク
南海電鉄関空特急ラピートのロゴ（画像リンク）
シンプルで清々しい雰囲気が漂うロゴマークである。元々は金属文字の貼り付けだと思われるが、ラッピング時にはプリントされたロゴとして見られることもあるようだ。
これとは別にサイドに愛称幕があり、速達型の「ラピートα」または停車駅がやや多めの「ラピートβ」の区別が表示されている。
ラピートとコロナウィルスの影響
2020年に世界的流行となっているコロナウィルスの影響で不要不急の外出を控えること、渡航の制限などがあり、インバウンド需要が壊滅状態の航空業界が大打撃を受けているが、その影響は空港アクセス列車全てにも及んでおり、特急ラピートは4/24から当面の間大幅削減となる運休措置を取ると発表した。
皆様へのお願い～もっと事典を充実させるために～
この列車のヘッドマーク・ロゴマーク類のデザインに関するさらなる情報を調査しています。
また、将来的には ラピート号のトレイン・サボなども存在が確認出来たらご紹介する計画なので気長にお待ちいただければ幸いです。
なお、トレースを精密に行うには当然のことながら精細な画像が必要になります。このサイトは皆さんに無償で使っていただけるトレインマーク事典ですのでご協力いただけるなら皆さんの益になると確信しております。情報をご提供いただける方を募集しています。
