⇒ 特急サロベツ号のデータファイルはこちら
特急サロベツ号のプチ・ストーリー
2017年3月ダイヤ改正までは、札幌~稚内を結ぶ特急列車として、国鉄型車両キハ183系で1往復設定されてきたが、キハ183系が老朽化にしたことに伴って車両の運用が逼迫した状態になったため、緊急に解決策が必要となった。
そこで特急サロベツ号と特急オホーツク号(一部)を旭川駅で系統分離して一部電車化という方法をとり、電車特急ライラック号とのリレーを行なうことになった。

◆特急サロベツ・急行サロベツのトレインマーク
【HM登場】2000年3月11日
【HM引退】2017年3月3日
【HM使用期間】16年11か月20日(6201日)
この列車の愛称の由来ともなったサロベツ原生花園を横切る、日本最北端の稚内駅まで396.2キロ。天塩川の右岸をたどり、抜海駅付近から沖合いに見える利尻富士の秀麗な姿は特急・急行どちらのトレインマークにも描かれているが、感動的な美しさが楽しめる。特急のヘッドマークに描かれる黄色い花はおそらくエゾカンゾウの花。北海道を代表する花の一つでマークのイラストで目を引くポイントになっている。
【HM登場】1992年7月1日
【HM引退】2000年3月10日
(翌日から特急サロベツ)
【HM使用期間】7年8か月9日(2809日)
円形は急行サロベツ号時代のトレインマーク。円形マークと言っても、DD51などの機関車にではなく、キハ400系気動車の先頭に取り付けられていたものだ。
上の特急サロベツ号のトレインマークと比べると、利尻富士のデザインが簡略化されているため山の美しさの魅力が伝わりにくいが、文字のフォントがやわらかい印象のもので親しみやすかった。
その同じ頃、キハ400系・キハ480系の車体側面には同車両を使用する急行列車「宗谷・利尻・サロベツ」の愛称を含めたモノトーンのロゴマークを掲げていた。
車両そのものは当初急行天北にも使用されたものの、使用開始の翌年には天北線が廃止されたため「TEMPOKU」などの文字は含まれていない。
列車名のないヘッドマーク
2017年3月。スーパー宗谷号がシンプルに「特急宗谷」となり、サロベツも車両共通化されるに際して注目されたヘッドマークデザインの変更・調整。そこでは、二つの列車のマークを差別化することもなく共通としてしまった。列車愛称を表示せずに宗谷地方のシルエットだけをスーパー宗谷から踏襲したものとなった。
何ともさびしすぎるデザインであるが、使用車両であるキハ261系にLEDヘッドマーク化するまでの暫定措置ではないかという意見もある。とはいえキハ261系0番代の表示窓は正方形に近く、この形に合うLED表示器はJR北海道にはないので、表示窓の方に手を加える必要があるのでハードルは高いか。
そんな中、キハ261系5000番代(はまなす色・多目的車両)を使った運転の計画が発表された。2020年11月に実施され、その後も使用の可能性がある。そこでの表示がどのようになるのか楽しみにしたいところだ。
始まりは急行サロベツ号
サロベツ号としての歴史は、1992年に急行宗谷号の一部を分離する形で急行サロベツ号が誕生した時に始まった。そして2000年3月のダイヤ改正時にキハ183系を導入して特急サロベツ号となった。全く同じ区間設定で特急スーパー宗谷号が走っていたが、列車名が異なる理由としては、設定当初夜行特急利尻号が存在していて車両の共有相手が必要であったため、昼行特急3往復のうち1往復にはキハ183系を使用することとなり、使用車両・所要時間、共に差別化されたことによる。
2016年~2017年の大きな変化
元をたどると2013年、故障が頻発した事象を受けて運転休止処置を講じ、それは約一年間に及んだ。2014年8月1日に運転を再開し、8月30日に新ダイヤでの運転となった。
◆特急サロベツ号の画像
画像提供:♪An’s Railway memo☆様 (いずれの写真も無断使用・転載を厳禁)









