⇒ 夜行普通からまつ号のデータファイルはこちら(準備中)
夜行普通からまつ号のプチ・ストーリー
◆小樽~釧路(428.7㎞)を結んで1974年7月から愛称を与えられ、1980年10月のダイヤ改正で廃止されるまで道内の貴重な移動手段となっていた。列車の存在そのものは非常に古くからで、寝台車が連結されるようになったことでさえ1958年までさかのぼる。運行経路は石勝線開通前のため、岩見沢・滝川・富良野を経由するルートで、下りは12時間01分、上りは11時間42分かかっていた。
しかし、この長い所要時間によって到着後の利便性が高かったと言われている。比較対象として、同じルートの急行狩勝号は下りで札幌~釧路を8時間45分で結び、札幌発21:30で釧路には6:15に到着していた。一方、からまつ号の札幌~釧路は10時間57分かかり、札幌発22:20発で釧路には9:17着だった。観光客向けに使いやすかったと言われる所以だ。
急行狩勝号に吸収される形で廃止となったからまつ号だが、急行狩勝号も1981年10月の石勝線開業により急行まりも号にバトンタッチして一部の昼行列車だけが残った。*** 画像提供:タケちゃん様
夜行普通からまつ号のヘッドマーク
この列車のヘッドマーク・ロゴマーク類のデザイン、存在したかどうかなどを調査していますが、現時点では からまつ号のヘッドマークの詳細は確認できていません。
今後存在を確認できてトレースが可能であればデザインデータを制作し、ここにてご紹介したいと思います。
また、将来的には からまつ号のトレイン・サボなども存在が確認出来たらご紹介する計画なので気長にお待ちいただければ幸いです。
なお、トレースを精密に行うには当然のことながら精細な画像が必要になります。このサイトは皆さんに無償で使っていただけるトレインマーク事典ですのでご協力いただけるなら皆さんの益になると確信しております。情報をご提供いただける方を募集しています。