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アルファコンチネンタル・エクスプレスのプチ・ストーリー
◆ JR北海道のジョイフルトレインシリーズ第一弾として1985年に登場、1994年まで活躍した。キハ56系を改造した車両なのだが気動車によるジョイフルトレインの中でもエクステリアの大掛かりな改造という点でまさに「先駆け的存在」だ。
その後に登場したキハ65形改造の「ゆぅトピア」や「ゴールデンエクスプレスアストル」(いずれもJR西日本)・キハ58系改造の「サロンエクスプレスアルカディア」(のちの「Kenji」(JR東日本)の改造にも多くの点がみられる通り、デザインにおいても強度面においても完成度が高く「改造モデル」として多くの車両に影響を及ぼした。
この車両の愛称である「アルファコンチネンタル・エクスプレス」とは、ホテルアルファトマムおよび狩勝コンチネンタルホテルから採られていた。短く「アルコン」と呼ばれることも多い。
したがって列車愛称としての使用は、両リゾートホテルとの契約輸送時に限られるため、その他の運行で車両を使う場合には「リゾートエクスプレス」「ペパーミントエクスプレス」ほか、別愛称が使用された。
◆アルファコンチネンタル・エクスプレスのマーク
この車両に与えられた基本となるヘッドマーク。車両正面の中央に表示窓があり、車両愛称と一致するマークが掲げられていた。しかし、先述の通り別の運用に入るときにはそれぞれの設定列車の愛称が表示された。
アルファコンチネンタル・エクスプレスのエンブレム。ボディーカラーによく溶け込む感じでシンプルな高級感を感じる。
皆様へのお願い~もっと事典を充実させるために~
この列車のヘッドマーク・ロゴマーク類のデザインに関するさらなる情報を調査しています。
また、将来的には アルファコンチネンタルエクスプレス号のトレイン・サボなども存在が確認出来たらご紹介する計画なので気長にお待ちいただければ幸いです。
なお、トレースを精密に行うには当然のことながら精細な画像が必要になります。このサイトは皆さんに無償で使っていただけるトレインマーク事典ですのでご協力いただけるなら皆さんの益になると確信しております。情報をご提供いただける方を募集しています。