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フラノエクスプレスのプチ・ストーリー
◆北海道の本格的ジョイフルトレインとしてアルファコンチネンタル・エクスプレス(通称:アルコン)に続く第2弾で登場したのがこのフラノエクスプレス。アルコンが急行用気動車キハ58系からの改造だったのに対し、こちらは特急北斗・特急おおとりなどで活躍した特急用キハ80系からの改造ということで車格が上となっていた。
この車両は1987年にブルーリボン賞を獲得したが、北海道の車両としては初めての快挙だった。
※ 画像提供:タケちゃん様ほか
フラノエクスプレスのヘッドマーク
1986年(昭和61年)から2004年(平成16年)まで活躍し、富良野プリンスホテルとのタイアップで始まったフラノエクスプレス。通常時のヘッドマークは「Furano EXPRESS」と書かれたもの。EXPRESSの部分は大文字でありながら小文字サイズというところがちょっと面白い。
ANAビッグスニーカー・トレインなどで活躍した際にはヘッドマーク表示窓に「ANA」という別の表示がなされたこともあった。
◆ANAビッグスニーカー・トレイン
1987年(昭和62年)6月1日から10月31日にかけて全日空とのタイアップによるビッグスニーカー・トレインが運転され、翌年にも運転された。車体の帯もブルー系のものに変更されたことからJR北海道の本気度をうかがい知ることができる。ビッグスニーカートレインそのものはその後ニセコエクスプレスを使用するようになり、フラノエクスプレスとの関係はやがて途切れた。