ナインドリーム甲子園号のプチ・ストーリー
ナインドリーム甲子園号は、新大阪~甲子園口(16.7km)を結んで運転していた臨時寝台列車。種別は特急や急行ではない。甲子園球場で開催される選抜高校野球、全国高校野球の来場者に対するアクセス・宿泊施設提供の目的で1991年の夏から1993年の夏にかけて設定していた。
ナインドリーム甲子園号のヘッドマーク
甲子園のダイヤモンドを背景に力投する高校球児の投手が描かれている漫画調のデザインとなっていた。ドリームの「ド」の濁点が星になっているのもおもしろい。このヘッドマークには2種類あったことが確認されている。下のデザインはきたぐに色(初代)の583系で使用されていたことが確認できている。国鉄色の青帯の583系では文字がしっかりした既存のゴシックフォントで、グリーンの部分が左右に広くなっていた。