【愛称別トレインデータ館】へはこちらから

特急サンダーバード号◆愛称幕・ロゴマーク事典

スポンサーリンク

⇒ 特急サンダーバード号のデータファイルはこちら

特急サンダーバード号のプチ・ストーリー

683系サンダーバード◆特急サンダーバード号は大阪~金沢・和倉温泉を結ぶ特急列車。北陸新幹線金沢開業までは富山・魚津などへの設定もあったが、すべてすっきりと整理されてしまった。

・以前からその区間で活躍していた特急雷鳥号に681系電車を新しく投入した1995年から「スーパー雷鳥・サンダーバード号」となり、2年後の1997年からはシンプルにサンダーバード号という愛称となった。その後683系電車も加わることにより、入れ替わりで雷鳥号が本数を減らし、2011年3月のダイヤ改正で全てがサンダーバード号に統一された。

2015年3月14日ダイヤ改正で北陸新幹線・金沢開業に伴い、全列車・金沢(一部・和倉温泉)発着となり、富山方面へは新幹線乗継が基本パターンとなる。また、グリーン車の位置がこれまでとは逆の金沢寄りの先頭車両となり、そちらが1号車となる。これは特急しらさぎ号用の681系と共に、間合い使用で特急ダイナスター号・特急能登かがり火号などの運用に就くためで、同じ組成にして対応するための調整だ。

その後の話題と言えばやはりリニューアル工事に伴うデザインの変更だろう。それほど大がかりなイメチェンではないが、2両にまたがる形でデザインされたサンダーバードの図柄は目を引く。

◆特急サンダーバード号のトレインマーク

JR西日本の車両に多く見られる「サイドの愛称幕」。前面には列車名を知らせるものがまったくなくなってしまったが、乗降口に近いあたりにこうした愛称幕が設置され、利便性は向上した。この愛称幕に対する力の入れ具合は列車によって異なり、特急しらさぎ号や特急はくたか号は黒背景に白文字のみ、特急くろしお号などは国鉄時代のトレインマークのフォントをそのまま使用している。そしてサンダーバード号はロゴが採用され、ブルーの鮮やかな背景となっている。

特急サンダーバード号の愛称幕

(画像をクリックするとHM高画質保管室にリンク)

臨時特急ビジネスサンダーバード号の愛称幕で、この列車は基本的に休み明けの早朝に運転する。

特急ビジネスサンダーバード号の愛称幕

(画像をクリックするとHM高画質保管室にリンク)

サンダーバード・楕円形ロゴマーク

特急サンダーバード号のロゴマーク

(画像をクリックするとHM高画質保管室にリンク)
【ロゴマーク登場】1997年ごろか
(スーパー雷鳥を冠するのをやめた)
【ロゴマーク引退】2019年9月ごろまで確認

従来、大阪~北陸方面への足として走ってきた特急雷鳥をグレードアップして登場した特急サンダーバード。「雷」、「鳥」 の各文字をそのまま英語に直訳したネーミングだが、もはや別の鳥になってしまった。長年の雷鳥ファンにとっては寂しい。

下のマークは当初使用されたロゴマークだが、登場当初はスーパー雷鳥というサブネーム(こっちがメイン?)がついていてロゴマークにも明記されていたらしい。

スーパー雷鳥サンダーバード号のロゴマーク

(画像をクリックするとHM高画質保管室にリンク)
【ロゴマーク登場】1995年4月20日
【ロゴマーク引退】 不明

特急しらさぎ号の683系トレインマークにも初めの頃「Kaetsu」の文字が残り、特急加越号の面影を残していたが、あっけなく消滅した。だんだんと名実ともに消えていく列車たちに思いをはせてみる。

◆特急サンダーバード号の画像

tb2tb3

tb4・681系特急形電車が登場したとき、その独特のフォルムにはワクワクした。ゆくゆくは流線型のこの車両が北陸路のスターになり、新生・特急雷鳥となる・・・・と信じていた。

しかし、用意されていた愛称は別のものだった。中学生の頃、英語を習いたての友人がまさにこの通りに直訳して雷鳥号をサンダーバードと呼んでいたのが現実になるとは思いもしなかった。今では、この後登場した683系、および683系4000番代が485系を引退に追いやり、ついに2011年3月に特急雷鳥が完全消滅した。

そんなサンダーバード号も車両の大掛かりな更新時期を迎え、塗装変更を含めたリニューアルを進めている。正面から見たところではライトの下部分にブルーの帯が入っていることがよくわかる。

同じ車両の間合い使用で特急おはようエクスプレス号やおやすみエクスプレス号、そしてびわこエクスプレス号などがあり、効率の良い運行が行なわれている。また、2015年3月からは、1往復を除いてすべてが金沢発着となる一方で、新設される特急ダイナスター号や特急能登かがり火号が共通運用に加わり、1車種で何役もこなすようになる。

タイトルとURLをコピーしました