特急能登かがり火◆愛称幕事典 | HM事典新館
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特急能登かがり火◆愛称幕事典

な行
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特急能登かがり火号のプチ・ストーリー

◆ 金沢~和倉温泉を結ぶ短距離特急能登かがり火号。5往復設定されている。

北陸新幹線の開業に伴って金沢・富山周辺の特急運転形態が大きく変わり、ほとんどの特急列車が金沢駅で分断されることになった。特に能登半島への特急列車は金沢発着の特急能登かがり火号として5往復新設、1往復の特急サンダーバードだけが例外として大阪直通となり、特急しらさぎも名古屋・米原~金沢に統一された。これにより、能登方面の特急列車が平均2時間ごとに発着する計画となる。そして、特急料金についても特例が設けられ、サンダーバードで大阪方面から直通で七尾・和倉温泉方面に行く場合と、同じ区間を金沢で乗り継ぐ場合が同じ料金になるようにされた。

七尾線電化前までは、この区間はまさにディーゼル急行王国で、定期列車の急行能登路号をメインに、臨時急行ゆのはな号などが走っていたこともあった。その合間を縫って特急ゆぅトピア和倉号が走っていたが、なぜかこちらが脇役に見えた。電化と共に直通列車がメインになっていた七尾線が再び昔の姿に「電車特急として」戻ったような運転形態となる。2015年10月からは観光特急花嫁のれん号のデビューにより、全く同一の区間に複数の愛称の列車が走ることになる。

◆特急能登かがり火号のトレインマーク

使用車両は特急サンダーバード号・特急しらさぎ号と共通の681系・683系で、これまでの直通特急と変更はない。同時に登場する特急ダイナスター号にも言えることだが、車両のボディーサイドの愛称幕が新設された。

この能登かがり火号のマークは赤系の背景色で幾らか個性を出せはしたが、デザイン性の高いものになるかという期待は残念ながら裏切られた感じだ。

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