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快速ムーンライト高知号のプチ・ストーリー
◆ 京都~高知を結んでいた夜行快速列車、快速ムーンライト高知号。
かつて、宇高連絡船の下り最終便・上り始発便に接続する夜行列車が走っていたが、その列車が快速ムーンライト高知号の原型と言える。そして1988年に瀬戸大橋線が開通し、翌年の1989年に登場した。下り列車において岡山から阿波池田までの区間がノンストップ運転であり、まさに本州と四国中南部を結ぶ役割を担っていた。
12系客車3両編成で、最後尾はぶつ切りの妻面にテールランプが取り付けられた、ムーンライト高知号らしさのあふれる姿だ。
原則として全車両グリーン車だが、青春18きっぷ対応のためその時期には普通車を追加して運転されていた。(青春18きっぷはグリーン車に使えないため)。1995年からはムーンライト松山号との併結運転も時折見られ、夜行列車華やかなりし頃を再現するような列車でもあった
◆快速ムーンライト高知号のトレインマーク
(画像をクリックするとHM高画質保管室にリンク)
【HM登場】1989年8月1日(おそらく)
【HM引退】不明
岡山駅からはDE10が牽引するのだが、しっかりとヘッドマークが取り付けられていた。いつごろの時期に装着されていたのかはよくわからないが、1990年夏には間違いなくこの姿だった。また、1995年4月にこのマークを目撃したとの情報もいただいている。
三日月と流れ星を、ちょっとかわいく描いた感じである。
皆様へのお願い~もっと事典を充実させるために~
この列車のヘッドマーク・ロゴマーク類のデザインに関するさらなる情報を調査しています。
また、将来的には ムーンライト高知号のトレイン・サボなども存在が確認出来たらご紹介する計画なので気長にお待ちいただければ幸いです。
なお、トレースを精密に行うには当然のことながら精細な画像が必要になります。このサイトは皆さんに無償で使っていただけるトレインマーク事典ですのでご協力いただけるなら皆さんの益になると確信しております。情報をご提供いただける方を募集しています。