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特急くまがわ号のプチ・ストーリー
◆ 熊本~人吉を肥薩線で結ぶ特急列車として運転されてきた特急くまがわ号。2016年3月26日ダイヤ改正で廃止となり、急行くまがわ号から続いてきた歴史に終止符が打たれた。名称は沿線を流れる球磨川をひらがな表記にしたもの。清流と並走する肥薩線の素晴らしい景観の列車だったことを考えると、廃止は大変残念に思う。
なお、JR九州は1年のブランクをおいた2017年春に、同区間に新しいD&S列車「観光特急かわせみやませみ」を設定。
走行距離は87.5kmと、100kmを切る短い距離だが、1時間20分以上を要するのでかなり表定速度は低い。編成は九州横断特急を共通の2両編成でキハ185系車両が使用されていた。同じ運転区間でSL人吉が運転されていることもここで触れておきたい。
◆特急くまがわ号トレインマーク
トレインマークはどうやら「くまがわ」の文字が入ったようなオリジナルのものは用意されていないようで、九州横断特急またはLIMITED EXPRESS 185という表示で走っていたらしい。
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一方、急行時代には円形のデザイン・トレインマークがあったようだ。くま川鉄道が被災した後、応援企画でいすみ鉄道の列車に掲げられた急行くまがわのマークによりふたたび多くの人に知られるようになったのは記憶に新しい。