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特急かもめ号(山陽特急)のプチ・ストーリー
1953年~1975年にかけて京都と九州を結ぶ昼行の特急として活躍した列車。博多・長崎・宮崎・西鹿児島・佐世保など、行先がコロコロと変更になりながらも、山陽新幹線の博多開業までの山陽路の重要な役割を担った。当初はC59形蒸気機関車牽引の旧型客車編成だったが、C62、EF58と牽引機の変遷を経てキハ82系気動車化された。
★愛称そのものは1976年以降現在に至るまで長崎本線などを走る特急に使用されている。
⇒⇒⇒特急かもめ◆ヘッドマーク事典
◆特急かもめ号のトレインマーク
キハ82系特有の、いくらか裾が絞り込まれた形のヘッドマークが採用されている。文字のタイプはやわらかな丸ゴシック風のもの。九州系統のキハ82系特急の多くと共通のタイプである。のちにコンビを組むことになる特急みどりは鹿児島本線・日豊本線の運用で581系が使用されたが、長崎本線は電化がいくらか遅れたことにより、(山陽)特急かもめ号の電車化は最後まで実現せず、ヘッドマークもこのタイプ