くる来る電車ポプラ号のプチ・ストーリー
◆ 札幌を中心に手稲・江別・千歳空港への電車設定を一定間隔化する施策の中で、1984年に登場したようだ。711系電車を使用して特製ヘッドマークも掲げて走らせたこの電車は現在の北海道の運行形態への礎を据えたといって過言ではない。それまでの711系初期カラーから新たなカラーリングに変更してイメージを一新したのもこの時期であり、一部のファンからは「ポプラ色」とも呼ばれているという。
※2月1日のダイヤ改正からこの愛称で登場したとする資料がある一方で、12月16日からとする情報もある。北海道新聞の過去の写真データによると「くる来る電車ポプラ号の出発式」として12月17日の記事に掲載されているようなので12月16日が正しいと思われる。 正確な情報が不足しているので間違いにお気づきの方はご指摘いただきたい。
くる来る電車ポプラ号のヘッドマーク
札幌圏で運転される711系電車のイメージアップを図って新塗装に変更されるのを機に走り始めたくる来る電車ポプラ号。「緑の地平線から天に向かってすくすくと伸びる6本のポプラの木」をデザインしたヘッドマーク。1984年12月16日から使用を開始した。
変則的6角形のヘッドマークはこの列車から始まり、いしかりライナー、マリンライナー、空港ライナー、エアポートなどに引き継がれていった。2015年3月にて引退するのを記念してさよならヘッドマークが掲げられるようだが、そのデザインのひとつがくる来る電車ポプラ号のもの(文言は変更)であり、オールドファンの間ではかなり話題になっている。
皆様へのお願い~もっと事典を充実させるために~
この列車のヘッドマーク・ロゴマーク類のデザインに関するさらなる情報を調査しています。
また、将来的には くる来る電車ポプラ号のトレイン・サボなども存在が確認出来たらご紹介する計画なので気長にお待ちいただければ幸いです。
なお、トレースを精密に行うには当然のことながら精細な画像が必要になります。このサイトは皆さんに無償で使っていただけるトレインマーク事典ですのでご協力いただけるなら皆さんの益になると確信しております。情報をご提供いただける方を募集しています。