臨時特急ゆぅトピア和倉号◆ヘッドマーク事典 | HM事典新館
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臨時特急ゆぅトピア和倉号◆ヘッドマーク事典

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特急ゆうトピア和倉号のプチ・ストーリー

臨時特急ゆうトピア和倉号◆ 大阪~和倉温泉(七尾線)を結ぶ特急として1986年12月~1991年9月まで運転されていた臨時特急ゆうトピア和倉号。

電車特急である特急雷鳥号との併結運転で、使用車両の形式はキロ65形。「気動車+電車」というコンビは国鉄時代唯一の事例である。後にJR九州で特急有明号とオランダ村特急が「電車+気動車」のコンビとなり、そこでは協調運転が行なわれたのに対し、ゆぅトピア和倉号では気動車の動力は使用されず特急雷鳥号の電車編成に牽引してもらうように運転されていた。廃止されたのは七尾線が電化されたことにより気動車として運転する理由がなくなったためだ。現在では特急サンダーバード号がその役割を引き受けている。

*** 画像提供:teru-t2様/k-office様

◆臨時特急ゆうトピア和倉号のトレインマーク

背景が白い幕に、赤い文字で「ゆぅトピア」と記されたヘッドマーク。かなりシンプルではあるが、一目でそれとわかるインパクトがあり、良いアクセントになっていた。

 

◆臨時特急ゆうトピア和倉号の画像

欧風気動車で全車グリーン車指定席のゆうトピア和倉号。北海道で鮮烈なデビューを飾ったアルファコンチネンタル号などのジョイフルトレインに倣った造形の車両は北陸路でも人気を博した。1988年の資料では雷鳥9号、雷鳥30号に併結されていた。しかし、京都~金沢間ではただ停車するだけで一切旅客乗降扱いを行なわなかった。

下り列車が和倉温泉に到着する時刻が午後2時前、上り列車の出発が午後3時前ということで、能登観光と温泉を十分に楽しめるように設定されていたようだ。

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