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特急タンゴエクスプローラー号のプチ・ストーリー
◆北近畿タンゴ鉄道(KTR)所属の気動車、KTR001形を使用して、当初は京都発着、後に新大阪発着で丹後地方・久美浜への足として活躍した特急。その先鋭的なフォルムで気動車のイメージを大いに変えてくれた存在ではないだろうか。JR北海道のアルファコンチネンタルエクスプレスに始まる「前面に傾斜があるスタイル」が既存イメージの打破であるなら、さらなる一歩を踏み出したのがこのタンゴエクスプローラーではないかと思う。
2011年3月12日改正の特急こうのとりの新設時に統合される形で廃止となり、車両そのものは自社線内だけを走る特急たんごリレーとして走っていたものの老朽化が目立ってきたため2013年3月のダイヤ改正以後は定期運用を持たず代走運用だけとなった。とはいえ、2020年代になっても代走としてまだ活躍する姿が見られ、ファンを大いに喜ばせている。
北近畿タンゴ鉄道は現在京都丹後鉄道となっている。
画像提供:K-office様
◆特急タンゴエクスプローラー号のトレインマーク
このデザインが何を表しているのかは定かではないが、いろいろと想像を掻き立てられる。
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例えば赤の部分が既存の国鉄路線で、それと調和しながらもバイパス的な位置づけで登場した北近畿タンゴ鉄道の路線が緑という感じであったり、見様によってはコウノトリの飛んでいる姿に見えなくもない。いずれも、単なる推測であり、裏付けはない。