特急みどり号◆ヘッドマーク事典 | HM事典新館
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特急みどり号◆ヘッドマーク事典

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特急みどり号のプチ・ストーリー

◆ 博多~佐世保を結ぶ特急みどり号。

急行弓張号からの格上げや寝台特急あかつきさくら廃止の振替などにより運転本数を増やし、現在は16往復運転されている特急列車。

長崎県第2の都市佐世保市と福岡を結ぶ重要な役割。しかし、九州の特急群の中では最先端の車両よりお下がりが回ってくる印象が強い。逆に言えば懐かしさを感じさせてくれる存在かもしれない。現在は特急ハウステンボス号の併結相手ともなっている。

なお、通常は列車名にそのまま81号などと付番することの多い「臨時列車」であるが、特急みどり号の臨時列車は「特急九十九島みどり」号と命名され、90番代が付番されている。

*** このページの画像提供:teru-t2様/KOGANETURBO様/K-office様。

◆特急みどり号のトレインマーク

緑色の濃淡でデザインされたマークは、昭和53年に電車特急に一斉にイラスト・トレインマークを採用した際に導入された歴史あるマーク。シンプルではあるが、ある意味潔さを感じる。誰が見ても見間違えることはなさそうだ。

標準型ヘッドマーク

L特急みどり号ヘッドマーク

(画像をクリックするとHM高画質保管室にリンク)
【HM登場】1978年10月2日
【HM引退】おそらく1991年3月ごろ
(黒いみどりHMに変更)
【HM使用期間】12年と5カ月くらいか

イラストトレインマークは数あれど、グリーン系の色だけで構成されたマークは珍しい。そして愛称も「みどり」。

ボンネット型特急みどり号のHM

ボンネット型特急みどり号のヘッドマーク

(画像をクリックするとHM高画質保管室にリンク)
【HM登場】1985年3月14日
【HM引退】1991年12月かそれ以前?
【HM使用期間】6年と少し?

その他の485系特急と同様、初期には文字のみのボンネット型用ヘッドマークも存在した。その当時はひらがな表記の他にローマ字での赤い表記もあり、それはそれで味わい深いものがあった。大阪方面と大分を結んだ時代、そして再登場して佐世保線と博多(小倉)を結んだ時代と2世代にわたって使用された。後者は、かもめ号との連結部は200番代、逆の先頭車はクロ481で固定使用されていた。

485系ボンネット型の特急みどり号のヘッドマーク

485系ボンネット型の特急みどり号のヘッドマーク

(画像をクリックするとHM高画質保管室にリンク)
【HM登場】1968年10月1日
【HM引退】1985年3月13日
(1975年3月10日~1976年6月30日は存在しなかった)
【HM使用期間】15年2カ月

黒いみどりHM

黒い方のHMは大胆なJR九州のカラーリング戦略の中で誕生したトレインマーク。車両は真っ赤っか、ヘッドマークは真っ黒。まったく緑色が使用されていないが「みどり号」。そんな485系の単色時代から783系へとすっかりバトンが渡された。

黒いみどりHM

(画像をクリックするとHM高画質保管室にリンク)
【HM登場】1991年3月
【HM引退】2006年5月
【HM使用期間】15年2か月

黒いヘッドマークの特急みどり(正方形)

(画像をクリックするとHM高画質保管室にリンク)

783系特急みどりエンブレム

783系特急みどりエンブレム(ステッカー)

(画像をクリックするとHM高画質保管室にリンク)
【HM登場】2000年3月11日からか?
※ この時から783系を投入したがエンブレムがついていたかは不明。
また、2005年~2006年にかけてエンブレムからステッカーへの変更が行われ、現在に至っている。
【HM引退】  現役

783系の先頭車両前面にはヘッドマークが無いが、ボディーサイドに列車名のステッカーが貼られている。この、中央がグリーンのものはSINCE1990と書かれているが、同じデザインで縁も中央もブルーのものが存在し、SINCE2000と書かれている。それについては今後また画像公開予定。

九州の各主要都市の中でも寝台特急がいち早く撤退してしまった佐世保はこの特急みどり号が屋台骨を支えている。

◆特急みどり号の画像

midori485b・1987年に撮影したボンネット先頭車のL特急みどり号。当時の編成はすべてこの485系4両編成だった。そして、特急かもめ号との併結運転が当たり前だった。その後、一部かもめ号併結という時代あり、「完全に独立運転」だった時代あり、現在の特急ハウステンボス号、変遷が面白い。
・485系ボンネット型の先頭車両についての補足だが、いわゆるヒゲがついていない九州独特のスタイルが見られている。

 

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