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急行あしずり号のプチ・ストーリー
★ 高松~窪川・中村を結んで運転されていた急行あしずり号。現在の特急しまんと号と役割が被るように見えるが、高知を西端とする運転がメインの特急しまんと号に対し、高知県西部の中村・窪川までの直通の役割をメインにしている点で大きく異なっている。まさに国鉄時代を象徴するような長距離急行だった。

急行あしずり号・阿波池田駅にて
※画像提供:つつみだつちお様(無断転載厳禁)
◆急行あしずり号のトレインマーク
キハ58系・キハ65系を中心とした気動車急行王国だった四国にあって、急行あしずり号もその主役の一人であったことは間違いない。四国の多くの急行と同じように路線別に色分けされ、円形を上下2分割で塗り分けされたヘッドマークが、正面運転席窓下または助士席窓下のフックに差し込む形で使用されていた。

急行あしずり号ヘッドマーク
画像の通り、土讃線は 赤 が路線カラーであり、急行土佐などと共通カラーである。丸みを帯びた、柔らかで手作り感あるフォントに親しみをかじるという人も多かっただろう。国鉄時代の旅情溢れるのんびり感を反映しているように思える。
***コラムも参照。