特急わかしお号◆ヘッドマーク事典 | HM事典新館
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特急わかしお号◆ヘッドマーク事典

特急わかしお号ヘッドマーク ら・わ行
特急わかしお号ヘッドマーク
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特急わかしお号のプチ・ストーリー

特急わかしお号E257系◆東京~茂原・上総一ノ宮・勝浦・安房鴨川を結ぶ特急列車として2019年1月現在「12往復」運転されている特急わかしお号。過去には他の房総特急と同様に総武本線(千葉)経由だったが、1991年に成田エクスプレスが総武本線経由で運転されることになり、特急さざなみ号とともに京葉線経由に変更された。当初は京葉線内は全駅通過だったようだが、そのエリアにおいても利用が見込めるようになり、停車が実現して現在に至っている。

特急わかしお号183系時代貫通型

特急わかしお号183系時代貫通型

◆特急わかしお号のヘッドマーク

特急わかしお号ヘッドマーク

特急わかしお号ヘッドマーク

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【HM登場】1978年10月
【HM引退】2004年10月
【HM使用期間】26年0か月

海の波を描いたデザインは特急くろしお特急北海寝台特急日本海寝台特急トワイライトエクスプレスなどいろいろあるが、最もサーファーが好みそうな大きな波が描かれているところがサーフィンのメッカ外房方面の特急らしいところと言える。内房線を走る特急さざなみ号の穏やかな波の様子とは好対照をなしている。

ただ、房総各線の特急ヘッドマークはこの青系統の濃淡による配色が多く、千葉・・・海・・・という発想はわかるが「一辺倒」の印象はぬぐえない。(参照:特急しおさい号・特急さざなみ号)

255系view

Boso View Expressロゴマーク

国鉄型車両である183系を置き換える目的で開発された255系は「BOSO VIEW EXPRESS」と呼ばれていて、その車両の専用ロゴが描かれている。紺色の部分は房総からイメージする「波」なのだろうか。

もちろん、この車両が特急わかしお号専用というわけではないのだが、使用車両なのでここに掲載する。現在では定期列車での運用は少なく、新宿発着の週末列車「新宿わかしお」号などに使用されたり、ごく一部の定期列車に使用されてきた。この新宿わかしお号にはE257系が使用されることもあり、その際には下のLEDヘッドマーク表示となる。

特急新宿わかしお号LEDヘッドマーク

新宿わかしお号LEDヘッドマーク

E257系の「新宿わかしお」と「特急わかしお」は上部の「新宿」を「BOSO EXPRESS」にしただけの違いだが、文字の色に違いがあると見分ける上では役に立つ。

特急わかしお号LEDヘッドマーク

特急わかしお号LEDヘッドマーク

ホームタウンわかしお号のヘッドマーク

特急わかしお号の派生列車の一つ、ホームタウンわかしお号。その名の通り、通勤需要に主眼を置いた列車として「おはようわかしお号」と対をなしていた。2004年にE257系500番台のデビューに伴って廃止された。

特急ホームタウンわかしお号のヘッドマーク

特急ホームタウンわかしお号のヘッドマーク

◆特急わかしお号について

京葉線経由になったE257系特急わかしお号。 E257系ということで中央本線で活躍している特急あずさ号・特急かいじ号に使用される0番代と比較したくなるところだが、前面に貫通扉が設けられていることやステンレス地の金属的な雰囲気を残していることに加え、カラーリングのテイストがまったく異なっているので、雰囲気がずいぶん違う印象を受ける。特急わかしお号E257系貫通型

それはさておき、LEDによる電子表示とはいえヘッドマークが存在するのはファンにとって喜ばしいことだ。
サイドのLED表示器は、数秒ごとに切り替わる表示内容によって、多言語対応できたりするので非常に便利な代物だと感じる。あまり多くの文字を詰め込む表示より、切り替わる表示に徹する方がいいだろう。特急わかしお号・LED表示器
今では東京駅の地下4階京葉線ホームに発着する特急わかしお号だが、以前は総武本線の東京駅地下ホームからの発着だった。急行外房ほか、数々の急行と特急が入れ替わり立ち代わりやってきた時期から、183系ばかりがつぎつぎやってきた時期を経て、今では京葉線ホームにお引っ越ししたわかしお号。

特急わかしお号183系時代1

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