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SLばんえつ物語号のプチ・ストーリー
◆SLばんえつ物語号。 新津~会津若松を磐越西線・信越本線経由で結ぶSL列車として現在まで運転されている。1999年から新津発着で運行が始まり、その後新潟駅発着となって長らく運転されてきたが、2018年シーズンの開始日である3月31日からは再び新津発着となった。新潟駅高架化に伴う措置で、新潟~新津間にSLリレー号を設定することでカバーしている。
運転区間は快速あがの号とほぼ同一に近いが全く性格の異なる列車である。牽引するSLはC57型180号機、客車は専用塗装された12系客車を使用している。
JR西日本で運転しているSLやまぐち号と同様、春から秋までの土曜・休日を中心に一日一往復運転される臨時快速列車である。ちなみに、会津若松~郡山を結ぶフルーティアふくしま号とは接続が悪く、続けての利用にはあまり向いていないようだ。
オコジロウとオコミというカップルの専属キャラクターがとても可愛い。各車両のエクステリアを飾るステッカーに描かれている。2013年春から7号車として編成に加わった展望型グリーン車はウッディーな温かみと深みのある赤が特徴のシートで定員30名。展望室部分は足元から天井の手前まで続くダイナミックなガラス張りエリアとなっていて180度の展望を楽しめることに加え、既成概念を大きく覆すようなキュービックな椅子がちょんちょんと置かれているのもとっても面白い。
・7号車に加えて、2014年春からは1号車も大きく改造され、オコジョルーム、オコジョ展望室の車両となった。同時に外観のカラーリングも統一されてレトロ調大正ロマンをイメージするSLばんえつ物語号という新しいイメージへのチェンジが完成した。(画像提供:日本海ファクトリー特派員ほか)
◆SLばんえつ物語号のトレインマーク
SLばんえつ物語と言えばこのマーク!といえるほどすっかりイメージが定着した初代のレギュラーヘッドマーク。これまでに採用したヘッドマークのバリエーションの多さは公募のものなども含め、とんでもない数になるのだが、やはり思い出すのはこの鮮やかな赤のマークだという方が多いに違いない。
(画像をクリックするとHM高画質保管室にリンク)
パッと見ただけではよくわからないが、濃紺で描かれたSL列車のイラストが「SINCE 1999」の文字列の下にあるのだが、テンダー車のところには一生懸命石炭をスコップですくっている乗務員の姿がユーモラスに描かれているのでよく見ておきたいポイントの一つだ。
(画像をクリックするとHM高画質保管室にリンク)
【HM登場】2015年7月18日と思われる
【HM引退】現役
現在は客車リニューアルデザインに合わせて上のデザインのレギュラーヘッドマークが新たに制作されたため、バトンタッチして現在に至る。列車名のロゴはそのまま引き継がれている一方で全体としてシンプルで格調高い印象になった。
皆様へのお願い~もっと事典を充実させるために~
この列車のヘッドマーク・ロゴマーク類のデザインに関するさらなる情報を調査しています。
また、将来的には SLばんえつ物語号のトレイン・サボなども存在が確認出来たらご紹介する計画なので気長にお待ちいただければ幸いです。
なお、トレースを精密に行うには当然のことながら精細な画像が必要になります。このサイトは皆さんに無償で使っていただけるトレインマーク事典ですのでご協力いただけるなら皆さんの益になると確信しております。情報をご提供いただける方を募集しています。